■■■  自治体学  ■■■

 既成の学問は「国家」を理論前提とする「国家学」です。
 自治体学は「国家統治を市民自治へ」「中央集権を地方分権へ」「行政支配を市民参加へ」組替える実践理論です。「実践を理論化し理論が実践を普遍化する」市民自治の理論です。
講座 松下圭一「ロック『市民政府論』を読む」を読む
(カテゴリー: 自治体学講座
講座
松下圭一「ロック『市民政府論』を読む」(岩波現代文庫) を読む

71 年前、日本中が焼け野原になり食べる物も無くなり「二度と戦争はしない」と覚悟して憲法を定めた。憲法は民主主義になったが「民主主義」は根付いていない。国会で安倍首相はデタラメ答弁を繰返すが支持率は急落しない。この講座は「民主主義とは何か」を考える講座です。

6月1日( 水) 第1回 市民政府の理論
 『日本国憲法』を含めて世界各国の憲法は、資本主義・社会主義の体制を問わず、ロックの市民政府理論が原型になっています。「市民政府論」が「アメリカの独立宣言」「フランスの人権宣言」に甚大な影響を及ぼしたのです。市民政府理論が民主主義の政治理論です。
 
7月6日( 水) 第2回 市民政府信託理論
 民主主義は「国家の統治」ではない。「市民の自治・共和」です。市民は国家に統治される被治者ではないのです。民主政治は「市民が政府を選出し制御し交代させる」です。

8月3日( 水) 第3回 市民社会の理論
 すべて政治権力の源泉は 市民(People、Citizen) の同意です。政府の権限は市民が信託した権限です。「国家」は政治権力の主体ではない。「国家統治」は擬制の言説です。「擬制の言説」とは「本当は存在しないものを存在するかの如く主張する」ことです。

9月7日( 水) 第4回 市民自治の理論
 市民自治とは「市民が政府を選出し制御し交代させる」です。選挙は白紙委任ではない、選挙は代表権限の信頼委託契約です。政府が代表権限を逸脱するときは「信託契約」を解除する。これが民主主義の政治理論です。

10月5日( 水) 第5回 理論とは何か
 理論には「説明理論」と「実践理論」の二つがあります。
説明理論は現状を事後的に実証・分析して説明する理論です。
実践理論は「何が課題で何が解決策であるか」を考える理論です。
「知識として知っている」と「本当に分かっている」は同じでない。
「人は経験に学ぶ」という格言の意味は「一歩踏み出し困難に遭遇して真実を知る」です。

  ●6月1日(水)開講 全5回 月1回水曜18:45~20:45
  ●会 場 さっぽろ自由学校「遊」(愛生舘ビル6F)011-252-6752
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